
保育士になるには国家資格が必要で、保育士試験(筆記と実技)を受験して、合格することでも資格取得が可能です。一般的には短大や4年制大学、専門学校など保育士養成施設で、専門的な勉強をし現場を体験することで卒業と同時に資格を得ることができます。専門学校は2年制や3年制があり、必要な課程を修了することで国家試験不要で資格が得られます。昼間や夜間帯など働きながらでも無理なく通える時間帯のコースもあり、一度は諦めていた夢を追うために頑張っている人もいます。
ただし、中には学校で勉強するだけではなく、通信教育の通学版のようなイメージで試験を受験して合格する必要のある専門学校もあるので注意が必要です。学校によっては、幼稚園教諭などの他資格も取得できる場合もあります。近年は保育士不足という事情があり、緩和策として「地域限定保育士」資格も注目されています。専門学校のメリットは、4年制大学や短大と比較すると入学の敷居が低いこと、保育の現場ですぐに役立つ専門知識や技術が学べること、なにより学費も大学などに比べるとかなり安く済むことです。
独学や通信教育などで勉強して国家資格である試験(2016年から年に2回実施)を受験することも可能ですが、合格率は低いので専門学校へ通って学ぶことがおすすめです。筆記試験だけでなく実技試験もありますから個人的に勉強して合格するのはかなり困難なので、最短コースを目指すなら2年制の専門・専修学校がよいでしょう。
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